
仮想通貨投資はビットコインだけではなく、アルトコイン投資に醍醐味があると言ってもいいでしょう。
10倍20倍はもちろん、100倍200倍以上まで狙えるというのがアルトコインの魅力です。
その投資リターンを得るためには、将来性のある有望アルトコインに先行投資をするということが重要になってきます。
将来的に伸びるアルトコインを発掘して大きなリターンを得ていきましょう。
目次
将来性有望なアルトコインの探し方
将来性のある有望なアルトコインやICOの探し方としては、プロジェクトの壮大さとニッチな需要のバランスが重要です。
探し方のポイントはたくさんありますが、具体的なポイントを7つ挙げてみます。
- プロジェクトの実用性
- プロジェクトの実現性
- 競合アルトコインの有無
- 運営の信頼性
- 運営と利用者の相互利益
- コミュニティの強さ
- 参加時点の先行性
この辺りのポイントを押さえておくと有望アルトコインを探す基準が見えてくると思います。
ホワイトペーパーや運営の動向、他アルトコインとの比較をしていって将来性を判断していくことになりますね。
それでは、それぞれのポイントを見てみましょう。
プロジェクトの実用性
その仮想通貨トークンを何に使うかという実用性はプロジェクトと価値のコアになってきます。
色々な実用性がありますが、そのアルトコインが何に使われるかという内容は、投資価値を考えるうえで基本になります。
ただ、その具体性も非常に重要で、壮大すぎるプロジェクトよりも、特化した具体的な使い道がある方が魅力を感じやすく、コミュニティも形成されやすい面があります。
なんでもできるような内容よりも、そのトークンを使うと身近にすぐに利益を得られるような仕組みが人気になる傾向もありますね。利益還元系は即効性がある印象です。
プロジェクトの実現性
アルトコインのプロジェクト内容や実用性が優れていても、実現性が無ければ絵に描いた餅で全く意味がありません。目標を掲げるだけなら簡単ですからね。
実現性を測る上では、アルトコイン発行元の土台が重要です。
発行元の既存のサービスに連動していると、サービスの土台ができているので実現性が高いのは間違いないでしょう。
例えば、仮想通貨取引所が発行するトークンは手堅く有望です。
コインチェックがコインチェックトークンを発行して、手数料やスプレッドが還元されたり、コインチェックの利益の数%がトークン所有量に合わせて配分されるとしたらどうでしょうか。
おそらくコインチェックユーザーのほとんどが飛びつきますよね。
しかも、取引所への上場というハードルもクリアできますし、ICO販売後からすぐに価格上昇が見込めるはずです。
これは実用性はニッチで狭めですが、コアな需要によって実現性が高い例ですね。
アルトコイン発行元がどこまでそのプロジェクトを実現できるかという点も重視して、有望かどうかを判断していきましょう。
実用性は狭めでも、既存サービスに連動したアルトコインの方が有望と言っていいかもしれません。
競合アルトコインの有無
実用性と実現性を考えたうえで、競合アルトコインがあるかどうかも判断材料としてください。
同じようなサービスは、優位性が無ければ淘汰されて廃れます(覇権を取るまでは値動きが連動する傾向もあります)。
似たような競合アルトコインがある場合は、なにかしらの優位性があるかどうかを調べてみましょう。
また、ジャンルは同じでも戦う市場が違うなら、将来性の参考材料とすることもできます。
運営発行元の信頼性
そのアルトコインの運営発行元の信頼性も非常に重要です。
最悪、ICOと新規上場での資金集めだけが目的で、表面上の活動だけはしておくという詐欺的なアルトコインもゼロではないでしょう。
信頼性前提でなければ、将来性や有望どころの話ではありません。
TwitterやテレグラムなどのSNS発信の多さや、プロジェクト進捗状況のこまめな報告などを参考にするのもいいでしょう。質問にもしっかり答えてくれるようなマメな運営ほど安心できます。
もちろん大企業ほど信頼性は高く、さらに既存サービスを絡めたプロジェクトだと非常に有望で将来性もも高いです。
これからの仮想通貨市場は、既存サービスを持っている大企業のトークン発行が増えてくるかもしれませんね。
運営とユーザーの相互利益
仮想通貨だけではありませんが、サ―ビスが普及するためには運営側と利用者側の相互利益、win-winが重要です。
ビットコインだとマイニングで利益が得られますが、マイニングのハードルの高さから投資利益以外の恩恵は受けにくいです。
ほとんどの仮想通貨は投資リターンが主となっていますが、これからのアルトコインではもっと別の形での利益還元が欲しいところですね。
保有しているだけで利益還元があったり、使用すると恩恵が受けられたりという仕組みがあるアルトコインは良スパイラルを生み出すはずです。
そこには実用性ありきなのですが、こういったwin-winを意識しているアルトコインはユーザー支持も大きくなっていくのではないでしょうか。
相互利益があるとコミュニティも形成されやすいですし、保有による利益還元というのはこれからのアルトコインに必要になってくる要素に感じます。
コミュニティの強さ
将来性有望なアルトコインには良コミュニティができる傾向があります。
主要アルトコインとなったリップル(XRP)やNEM(XEM)なんかはその代表ですね。
そしてコミュニティが強ければ、運営以外でも情報を発信してくれますし、ホルダー間でイベントを開催するといった盛り上がりも期待できます。
盛り上がればそこに人は集まってきますし、コミュニティの強さというのは認知度を上げるために非常に重要な要素に間違いありません。
SNSを活用して、人が人を呼ぶ状態を作ることはこれからのアルトコインの課題となってくるでしょう。
参加時点の先行性
将来性有望なアルトコインを見つけて、SNSでのコミュニティも活発だったとしても、その参加時点での先行性を考えることも重要です。
いくら素晴らしいアルトコインだったとしても、後発であるほど不利になってしまいます。むしろ有望なアルトコインほど後発になっている可能性が高いでしょう。
もし先行段階ではないなら、時価総額をチェックしてみてください。
この辺りは、同ジャンルの競合アルトコインの時価総額を参考として上昇余地がどの程度あるかを考えることが重要です。
時価総額のチェックは色々なサイトでできますが、CoinGeckoは日本円での表示もできるのでおすすめです。
⇒CoinGecko
主要アルトコインと草コインならどっちがいい?
将来性有望なアルトコインの探し方を挙げてみましたが、既に認知されている主要アルトコインと、まだ低位の草コインのどっちがいいのかという疑問も出てきますよね。
主要アルトコインは将来性有望だから成長したのであって、多くの投資家が既にその用途を認めています。
対して草コインは、まだ認知されていないだけ状態のアルトコインと、プロジェクト自体に魅力がないアルトコインの玉石混合です。
そう考えると、ミドルリスクミドルリターンが主要アルトコイン、ハイリスクハイリターンの草コインという位置付けになるでしょう。
仮想通貨市場の資金循環の流れに乗る
仮想通貨市場には資金循環の流れがあります。
ビットコインが高騰して金融市場全体から資金を集めつつ、ビットコイン調整期に主要アルトコインに資金循環し、アルトコイン急騰が一段落すると草コインに資金流入という流れです。
なので、主要アルトコインと草コインどちらかに絞るのではなく、資金流入の傾向を見て、うまく資金を回転させていくと投資効率は非常に良いものとなるでしょう。
アルトコイン探しは海外取引所がおすすめ
アルトコイン探しは、ラインナップの豊富な海外取引所が圧倒的におすすめになります。
海外取引所と言っても、メールアドレス登録だけで簡単に即日から使うことができるので、アルトコイン投資の選択肢としてみてください。
手数料は無料ではなく0.1%ほど掛かってしまいますが、スプレッドを気にしなくていい面は優れています。
トータルで海外取引所を使う優位性は高いですね。
まとめとおまけ
将来性有望なアルトコインの探し方のポイントを7つ挙げてみました。
- プロジェクトの実用性
- プロジェクトの実現性
- 競合アルトコインの有無
- 運営の信頼性
- 運営と利用者の相互利益
- コミュニティの強さ
- 参加時点の先行性
この辺りを意識していくと、玉石混合の中からお宝通貨を探せる可能性は上がっていくはずです。
なんでもできるという万能性はイーサリアム(ETH)やNEM(XEM)で押さえている面もあるので、これから伸びていくためにはコアな需要やジャンルを攻めていくアルトコインの方がいいかもしれません。
送金はリップル(XRP)が大きな役割を担っていきそうですし、後発のアルトコインはプラスアルファの魅力が必要になってくることでしょう。
個人的には、ユーザー利益還元の配当系や既存のサービスと組み合わせたアルトコインが伸びてくるとも感じます。
なんにせよ、ビットコイン以上の投資の魅力のあるアルトコインですから、将来性有望なアルトコインを探して仮想通貨投資とその大きなリターンを楽しんでいきましょう。