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マイナー系の仮想通貨だったBitZeny(ビットゼニー)がここに来ての注目です。
年間900倍にも成長したモナコインの影響も大きく、投げ銭や国産アルトコインという共通点から、第二のモナコインになるのではという位置付けですね。
また、BitzenyはマイニングがPCでできるというのも大きな魅力です。
Bitzenyのマイニング詳細はこちらもご参考ください。
それでは、BitZenyの価格や将来性をモナコインと比較しながら見ていきましょう。
目次
BitZeny(ビットゼニー)とは
Bitzenyとは仮想通貨のひとつで、アルトコインということになりますね。
数少ない国産アルトコインのひとつで、性能としてはモナコインに似ています。
BitZenyの仕様です。
通貨単位 | ZNY |
---|---|
発行日 | 2014年11月8日 |
発行総数 | 2億5000万 |
採掘方式 | PoW (Proof of Work) |
ハッシュ アルゴリズム |
Yescrypt |
難易度 アルゴリズム |
DGW3 (DarkGravityWave3) |
ブロック 生成速度 |
平均90秒 |
半減期 | 50万ブロック(約520日)ごと |
マイニング 報酬 |
250枚→125枚→62.5枚 |
マイニング | CPU |
モナコインはベータ版が2013年12月、正式稼働が2014年なので、BitZenyも歴史としてはそこまで変わりませんね。メジャーではありませんが意外に古株の仮想通貨でした。
マイニング方式はPoWで、ブロック生成速度は90秒とモナコインと同じになっています。
発行枚数はモナコインが1億512万枚なので、BitZenyが約2倍といったところですね。
発行枚数と価格を考えると、BitZenyはモナコインの半値ほどでもおかしくはないのですが、現在はBitZenyが20円ほどに対して、モナコインは2000円オーバーに高騰したことによって大きく差が付いた価格となっています。
その価格差は約100倍ですね。(これでもBitZenyが高騰したことによって差は縮まったのですが)
BitZeny(ビットゼニー)価格
では、BitZenyの価格推移チャートを見てみましょう。
2017年11月から1~3円の価格相場となってきましたが、それ以前は0.1円という草コイン状態でした。
そこに来ての、12月からの急上昇で20円超えです(ZNY最高値は60円で、現在は20円ほどの価格)。
この上昇要因としては、モナコインが1年で900倍(3円→2700円)に高騰した影響が大きく、第二のモナコインを探せということでしょう。
モナコインと同じ状態になれば非常に大きいリターンが期待できるので、ビットゼニーがどこまで潜在能力を持っているのかが注目です。
モナコインは、決済と投げ銭という実用面において投資価値が高まった感があるので、BitZenyの投げ銭機能についても見てみましょう。
BitZenyぜにぃ姫投げ銭の使い方
【2018/2/7追記:残念ながら、ぜにぃ姫のサービスが終了となります】
【ぜにぃ姫ニュース】BitZeny投銭Botぜにぃ姫サービス終了について
非常に残念ですが2年半運用してきたぜにぃ姫を終了させていただきます。
詳細はリリースをご確認ください。https://t.co/uh7WhwD9eH#zenyhime #bitzeny— qaleghnes (@qaleghnes) February 7, 2018
再開や新サービスのリリース等に期待したいところですね。
BitZenyにもTwitterの投げ銭機能が付いています。
ぜにぃ姫@BitZeny投銭Bot(@zenyhime) というTwitterアカウントが、「@zenyhime」というリプライを認識してコマンドを処理してくれる仕組みです。
投げ銭コマンドは「@zenyhime tip @twitterアカウント 投銭額(ZNY)」で行えます。
送られた側は、「ぜにぃ姫より お主へ @送金側 から ○○ZNYの届け物じゃ
『@zenyhime balance』で受取と残高確認が行えるぞ。受取期限3日間だから気をつけるのじゃ。」という通知が来ます。
モナコインのtipmonaと違うのは、「@zenyhime balance」受取をしないといけないということですね。(受取をしないと送金側に返却となります)
zenyhimeへの入金は「@zenyhime 入金」、自分のウォレットへの出金は「@zenyhime 出金 受取ZNYアドレス 出金額(ZNY) 」です。
わからないことがあれば、「@zenyhime help」でzenyhimeの使い方ヘルプを見ることができもできます。
zenyhimeコマンドを一覧としておきますのでご参考ください。
zenyhimeの使い方
(コマンド前後に任意のメッセージ付加も可能) |
|
---|---|
投げ銭 (受取期限は3日間、受け取らなかった場合は返却) |
@zenyhime tip @twitterアカウント 投銭額(ZNY)
@zenyhime 投銭 @twitterアカウント 投銭額(ZNY) |
100ZNY投げ銭 | @zenyhime thanks @twitterアカウント
@zenyhime 感謝 @twitterアカウント |
送金 (相手が受け取らなかった場合、送金は戻りません ) |
@zenyhime send @twitterアカウント 投銭額(ZNY)
@zenyhime 送金 @twitterアカウント 投銭額(ZNY) |
残高確認と受取 | @zenyhime balance
@zenyhime 残高 |
入金アドレス表示 | @zenyhime deposit
@zenyhime 入金 |
出金 | @zenyhime withdraw 受取ZNYアドレス 出金額(ZNY)
@zenyhime 出金 受取ZNYアドレス 出金額(ZNY) |
全額出金 | @zenyhime withdrawall 受取ZNYアドレス
@zenyhime 全額出金 受取ZNYアドレス |
ZNYを貰う (フォロー数フォロワー数による) |
@zenyhime giveme
@zenyhime 頂戴 (休止中) |
ぜにぃ姫への投げ銭 (ginemeへの原資) |
@zenyhime tip @zenyhime 投銭額(ZNY)
@zenyhime 投銭 @zenyhime 投銭額(ZNY) |
開発者への投げ銭 (ぜにぃ姫のサーバー代) |
@zenyhime tip @qaleghnes 投銭額(ZNY)
@zenyhime 投銭 @qaleghnes 投銭額(ZNY) |
ぜにぃ姫ヘルプ | @zenyhime help
@zenyhime 使い方 |
⇒tipmonaの使い方とモナコイン投げ銭(投げMONA)
BitZenyマイニング
BitZenyのマイニングの大きな特徴として、パソコンのCPUでできるということです。
ビットコインのようにASICや、モナコインのようにGPUがなくても、普通のPCでマイニングできるので参加ハードルは低いです。
ちなみに、普通のPCだけでマイニング(ハーベスト)できるアルトコインにはNEMがあります。
⇒NEM(XEM/ネム)PoIスコアとハーベスト報酬
BitZenyの入手方法が、投げ銭受取、マイニング、仮想通貨取引所での購入のいずれかとなるので、C-CEXでしか購入できない現状は、マイニングをするというのがおすすめでもあります。
BitZenyマイニングを始める大まか流れは、
- ウォレットダウンロード
- マイニングプールに登録
- マイニングソフトをインストール
- マイニング開始
という感じです。まあオーソドックスですね。
これで採掘できたBitZenyをウォレットに移せばオッケーです。
ソロマイニングも可能ですし、プールマイニングも数種類があるので、BitZenyマイニングの詳細はこちらをご参考ください。
⇒BitZenyプールマイニング
BitZenyポータルサイト
Bitzenyにも、モナコインのMonappyのようなポータルサイトが無いのが魅力が一段落ちる点です。
あとは、実店舗での決済面も大きいので、モナコインとの実用面では大きく差が開いているのが現状です。
一応、BitZenyで決済できる物販サイトはありましたが、品揃え的な問題は否めません。今後に期待ですね。
⇒ZENYSHOP
BitZenyを投げ銭できる投稿掲示板もありました。BitZeny財団とも関係があるようなので、Monappyのようなポータル的なサービスとなっていってほしいものですね。
BitZenyに関する掲示板サイトもあったのでこちらもご紹介させていただきます。
⇒BitZenyフォーラム
モナコインとはまた違った独自のコミュニティが形成されているので、BitZeny独自の価値を期待したいところです。
それでは次に、BitZenyを取り扱っている仮想通貨取引所も見てみましょう。
取扱い仮想通貨取引所
BitZenyを取り扱っている仮想通貨取引所は、C-CEXやCryptoBridgeです。Yo-Bitは申請中のようですね。
C-CEXやCryptoBridgeは海外取引所ですし、正直なところ大手とは言えないので不安も残るところではありますが、BitZenyの投資選択肢的にはしょうがない点でもあります。
海外の仮想通貨取引所で仕込んでおいて、日本への上場時の投資リターンを取るというのも王道ですね。
取引量的にはC-CEXがダントツなので、BitZenyを購入したいならC-CEX一択となります。
個人的には、C-CEXはまだおすすめできる取引所とまでは言えませんが、リスク取っての海外取引所での仕込みもアリかもしれません。(そのリスクを取るならマイニングでのBitZeny入手の方がおすすめになりそうな気もしますが)
C-CEXの使い方やBitZeny購入方法はこちらをご参考ください。日本円の入金はできないので、ビットコインを送金してBitZenyを購入する流れとなります。
⇒C-CEXの登録と使い方
BitZenyの将来性は?
BitZenyの将来性は、モナコインとの連動性と国内の仮想通貨取引所への上場にかかっているとも言えます。
まだBitZeny単体での必要性は低いですし、モナコインがあればそれで事足りるという状況でもあるでしょう。
ただ、モナコインとの共通性(Twitter投げ銭と国産アルトコイン)で、モナコインが高騰すればBitZenyも思惑買いで連れ高する可能性も高いと思います。
あとは、国内の仮想通貨取引所に上場し、多くの人が安心して購入できる状況が最も重要ですね。
ただ、海外資金はモナコインよりも入ってきやすい面もあるかもしれません。
モナコインは、日本の仮想通貨取引所では買いやすいけど外国からは買いにくい。BitZenyはその逆ということになるでしょう。
これは、モナコインもBitZenyもまだまだ伸びしろがあるということでもありますね。
Bitzenyの価格と時価総額の伸びしろについてはこちらもご参考ください。
まとめとおまけ
BitZenyはモナコインの影響も濃いですが、国産アルトコインとしてコミュニティも形成されているので、BitZenyならではの価値を期待したいものですね。
現在は海外取引所での購入のみとなるので、マイニングやぜにぃ姫投げ銭を活用してBitZenyを入手するのもおすすめです。
やはり国産アルトコインはどこか応援したくなる部分があるので、モナコインとの連動でBitZenyの知名度が上がるのもまた良しと思います。BitZenyの今後にも期待していきましょう。
また、アルトコイン投資には欠かせないChangelly(チェンジリー)という仮想通貨交換サービスもあります。
チェンジリーは手数料0.5%だけで仮想通貨を交換できるので、手数料が高かったり、海外取引所でしか取り扱っていない仮想通貨を入手するなら非常に便利なサービスです。
まだBitZenyはラインナップされていませんが、アルトコイン投資の際にはチェンジリーも合わせてぜひチェックしてみてください。