ハードウェアウォレットLedger NanoS復元方法(ペアリング)

Ledger NanoS復元

ハードウェアウォレットの復元というと少し難しいイメージもあるかもしれませんね。

ただ、リカバリーフレーズさえあれば簡単に復元も同期もすることができます。

PINコードを忘れた場合も手順としてはほぼ同じですし、リカバリーフレーズは厳重に管理しましょう。

今回は、ハードウェアウォレットLedger NanoSの復元方法とペアリングを解説していきますのでご参考ください。

目次

ハードウェアウォレットLedger NanoS復元方法(ペアリング)

まず、Ledger NanoS初期設定時にメモした24個のリカバリーフレーズを用意してください。

この24個のリカバリーフレーズを入力していけば復元ができるので、基本的には簡単な手順です。

残念ながらリカバリーフレーズが無いとなにもできません。

Ledger NanoS復元の流れ

では具体的にLedger NanoS復元の流れも見てみましょう。

リセット状態では「welcome」が表示されるので、両方のボタンを同時押ししてください。

次に、初期設定の「to begin configuration(設定を開始)」が表示されるので両ボタンを同時押ししてください。

「configuer as new divece?(新しいデバイスとしての設定ですか?)」が表示されるので左ボタンで×を選択してください。

Ledger NanoS初期設定

左ボタンで復元、右ボタンで新規設定となります。

左ボタンを押すと、「restore configuration?(設定を復元しますか?)」が表示されるので、右ボタンを押してください。

Ledger NanoS復元

右ボタンを押すと「Choose your PIN code」が表示されるので、お好きなPINコードを設定してください。

「Confirm your PIN code」で先ほど設定したPINコードを再入力してください。

PINコードは4~8桁で、数字を減らすには左ボタン、数字を増やすには右ボタン、決定は同時押しです。この辺りの操作は初期設定と同じですね。

「Entry your recovery phrase(リカバリーフレーズを入力)」が表示されるので両ボタンを同時押しして進めてください。

Ledger NanoSリカバリーフレーズ入力

ここからは24個のリカバリーフレーズの出番ですね。

「Select the number of words to restore(復元する単語数を選択)」が出るのでボタン同時押し。

Ledger NanoS復元単語数

24を選んで同時押しをして進めてください。

あとはリカバリーフレーズの番号に合わせて英単語を入力していきましょう。

24個のリカバリーフレーズを入力し終えると「configuration…」と表示され、「Your device is now ready」で復元完了となります。お疲れ様でした。

1文字でも間違えていると認識されないので、メモと確認が重要になってきます。全て英単語なので日本語訳もメモしておくと確実かもしれませんね。

同期とペアリングも復元方法と同じ

2台目のバックアップ用ハードウェアウォレットを作る場合も、上記の手順で同じ秘密キーのハードウェアウォレットを作ることができます。

リカバリーフレーズがあるとバックアップ用も作れるので、故障にも対応できるというわけですね。素晴らしい。

1台目が壊れた時用に2台目があると非常に安心なので、ハードウェアウォレットは複数台作ってバックアップ用としておくと万全でおすすめです。

リカバリーフレーズが知られてしまうと、別端末で同期できてしまうので仮想通貨を簡単に盗まれてしまうというわけですね。リカバリーフレーズは厳重に管理しましょう。

PINコードを忘れた場合もリカバリーフレーズで復元

PINコードを忘れてしまう場合もあるかもしれませんね。

PINコードを忘れた場合も、リカバリーフレーズを使っての復元で対応していくことになります。

PINコードを3回間違えて入力すると設定はリセットされるので、リカバリーフレーズを使ってPINコードを再設定できるというわけですね。(リカバリーフレーズが無いとお手上げとなってしまうので注意してください)

復元手順としては上記までの復元方法と同じで、お好きなPINコードを再度設定しましょう。

これでPINコードが再設定された状態での、同秘密キーのハードウェアウォレットを使うことができます。

Ledger NanoSとTREZORは互換性もあり

Ledger NanoSとハードウェアウォレットの人気を二分するTREZORもリカバリーフレーズは24個です。

そしてなんと、Ledger NanoSとTREZORのリカバリーフレーズには互換性があるんですね。

Ledger NanoSのリカバリーフレーズでTREZORが復元できますし、その逆もまた復元可能です。

どちらかの会社が倒産した場合を考えても少し安心できる点ということで、実践的な豆知識として覚えておいて損はないでしょう。

復元できるのは対応通貨のみなので、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などは問題ありませんが、リップル(XRP)やNEM(XEM)はそれぞれでしか対応していないのでご注意ください。
端末故障等については、同端末を複数台購入しておくのがおすすめになってきます。
ハードウェアウォレットはバックアップ用に複数個保有がおすすめ

ハードウォレットLedger NanoS復元まとめ

ハードウェアウォレットLedger NanoSの復元と同期方法でした。

「configuer as new divece?(新しいデバイスとしての設定ですか?)」の左ボタンで復元、右ボタンで新規設定という感じですね。

あとは流れに従ってリカバリーフレーズを入力していってください。

PINコードは端末ごとの暗証番号といった感じですが、リカバリーフレーズが根幹なので、リカバリーフレーズさえあれば再設定も同期もできてしまいます。漏れがないように厳重に管理しましょう。

1台目が故障した時用に、あらかじめバックアップを作っておくのもおすすめです。これでほとんどのリスクから開放されるので、ぜひ複数台のLedger NanoSを併用してみてください。

ちなみにハードウェアウォレットの購入は、リスク的にAmazonでの新品購入もおすすめできないぐらいです。海外公式サイトか国内正規代理店でお求めになってくださいね。

【Ledger NanoS国内正規代理店】

【Ledger NanoS公式サイト】

ぜひハードウェアウォレットを使って、ビットコインやリップルなどの仮想通貨資産を守っていきましょう。

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